無料現地シロアリ調査
無料現地シロアリ調査
シロアリ被害が確認できているから、すぐに施工してほしい!と言われることがあります。
特急対応で即施工に伺うことも可能ですが、その場合でも先に必ず現地シロアリ調査を行います。
なぜなら、シロアリ被害の把握をしっかり行わければ、施工方法も金額も違ってくるからです。
適切な処理で施工を行うためのに現地シロアリ調査は重要です。
当社では、現地シロアリ調査は専門家が行ないます。シロアリ調査は【シロアリ防除施工士】が必ず1名同行いたします。
シロアリ調査は、建物内部だけではなく、お庭やお隣との境界なども入念に調査を行います。
調査後には、当日撮影をした写真をその場で確認していただけます。
また必要に応じて、その内容をわかりやすい写真報告書にまとめて、お客様にお渡しいたします。
調査時にお立会いができないご家族やご親戚とゆっくりとご検討いただけます。
現地シロアリ調査の流れ 無料
現地シロアリ調査ではこんなことが分かります。
- シロアリ被害の有無
- シロアリの侵入経路・蟻道の作られ方・進行状況・被害範囲
- シロアリ被害規模と進行状態
- シロアリの巣・コロニー(集団)の分散状況
被害箇所のシロアリ生息状況を確認します。
生息しているシロアリの種類と階級(兵蟻、職蟻など)やその生息数により、コロニーの規模やある程度の位置を知るうえで重要です。 - 羽アリの発生状況
- 建物の構造
- 床組材の状態・断熱材の状態
※基礎断熱工法では、壁内の断熱材に使用されている種類、床板に施されている断熱材へのシロアリ侵入も確認します。 - 土質や湿気の状態ならびに土壌面の状態
※コンクリートの場合はひび割れや隙間の確認が必要。土の床下の場合も様々で、防湿ビニールが施されているなど、状況を確認します。 - 穿孔処理の必要性・床組材の耐久強度・食害箇所の木材の太さ
※穿孔処理が必要な場合、穿孔の深さや空ける穴の大きさを検討するために木材の太さや強度を確認します。 - シロアリ駆除・防除などの費用
シロアリの被害が確認されたお客様も、この時点で発見できたことで、シロアリ被害の進行が止められます。気づかないでいれば、最悪家屋倒壊にもつながる惨事になる可能性だってあるのです。
シロアリ調査の流れ
1。訪問・お客様へご挨拶とヒアリング
日程調整させていただいた日にお伺いいたします。
お客様からヒアリングさせていただいた気になる箇所のほか、シロアリ発生チェックポイントを徹底的に調査します。
2。間取り調査
シロアリ調査を床下だけと思われがちですが、シロアリ被害がある場合は屋根裏を含め建物のどこにでも広がるため、お客様が入室されたくないお部屋以外は全てシロアリ調査を行います。そのために、全体の間取りも確認させていただきます。
3。屋外、建物の周囲(ぬれ縁・植木などの杭・廃材・木製の物等)の調査
屋外の調査を行います。蟻道が作られている場合は、崩してシロアリが生息しているか確認します。
ガーデニングの木製の杭にシロアリが生息していることがあります。健全な土壌であるからこそシロアリが生息するのです。
建物の敷地内やその近くでのシロアリの生息状況を判断します。
ただし、庭や杭、木製の物にシロアリが生息している場合でも、建物自体に生息しているとは限りません。すべてのシロアリが建物を目指す訳ではありません。
生息しやすい場所にコロニーを設け、進出します。
周辺にいたとしても現在建物にいない場合は、今後、建物に影響を与えないように維持管理することがポイントになります。
建物が建っている場所、周辺地域において、シロアリ生息状況がどのようなものかを判断することで防蟻することも必要になってくるでしょう。
4。室内:風呂場・玄関・勝手口・床板・壁などの調査
床板がブカブカする、変な穴が開いているなど注意してください。
玄関・風呂場・勝手口のドア柱や、巾木、玄関の上がり框など被害が分かりやすいです。
チェックポイントとして、不自然なところに穴が開いている周りに土が付いている事があります。
また木が変色している場合は、シロアリが運び込んだ湿った土の影響で木が変色することがあります。
その場合、変色部分を触ってみると柔らかい感じがします。
5。その他:風呂場・台所・トイレなどの水漏れや腐れの調査
配管からの水漏れや風呂場の腐れが確認できることがあります。水漏れや腐れには必ず原因が有ります。給水管からの水漏れの場合、水道料金が急に高くなるので、一つの目安となります。
シロアリは腐りきってしまった木は食害しません。
原因が分からないのに、換気扇や調湿剤を施すことは無意味です。
6。床下調査準備
床下の調査に入る前に、調査中に埃などで室内が汚れないように、養生を徹底的に行います。
※特別な建物構造でなければ床下点検は可能です。増改築により確認できない場合もありますが、特別な建物構造でなければ、台所や脱衣場の収納庫や和室の畳の下から床下に入ります。ただし、増改築により確認できない場合もあります。
7。床下(蟻道・蟻土・木くずゴミなどの有無及び食害)調査
シロアリがいないか床下全体をチェックします。ご自身で床下入られる場合は決して無理はしないで下さい。
家族の方などが居る時にした方が、万が一の時に良いでしょう。
シロアリは空気の流れ(風)や光、振動を嫌うため、蟻道(トンネル状の道)を作り移動します。
束柱や基礎のコーナー部分によくみられます。ゴミや木くずなどの下側にシロアリが生息している場合もあります。
8。片付け
養生を外し、床下から出た後にお部屋を汚さないように、速やかに着替えます。
9。ご報告
シロアリ調査報告とあわせ、シロアリが確認された場合には調査内容の説明と被害に応じた的確なシロアリ対策のお見積もりを提出いたします。実際のシロアリ駆除や防除は、見積もりをお客様にご確認・ご納得いただき、契約させていただいてから施工いたします。
注意:現地シロアリ調査はこんな場合は有料になります
1。中古住宅の売買において瑕疵担保責任による損害賠償に関わる調査
※売主、買主様共に有料調査になります。瑕疵担保免責物件の場合はその旨証明書類があれば無料調査が可能です。
2。調査対象物件の所有者以外の方からの調査のお申込み
※賃貸住居の入居者様からのお申込みは有料調査になります。また、対象物件の家主様や不動産管理会社様からのお申し込みの場合でも調査立会いが必要です。