シロアリ駆除とシロアリ予防工事の違い
シロアリ駆除とシロアリ予防はどう違うのか?
シロアリ駆除とシロアリ予防の違いを簡単に例えると、虫歯になって歯医者に行くのがシロアリ駆除で、虫歯にならないために歯医者に通うのがシロアリ予防です。
普段の生活に支障がないからと言って「歯が痛くなってから歯医者に行く人」のほうが多いと思いのではないでしょうか。
シロアリ対策も同じような傾向があって、シロアリの被害が発生してから対処される方が多いです。
歯も永久歯になれば一生ものですし、お家も何度も建て替えれるものでもありません。
悪くなってからでは取り返しのつかないことになる場合もあります。
お家をシロアリの被害から守ることで長持ちさせることが出来ますので、「駆除」になる前に「予防」する事を考えてみてはいかがでしょうか?
お客様のお家をホウ酸で「シロアリ予防工事」
先日、名古屋市内でご紹介いただいたお客様のお家をシロアリ予防工事させていただきました。
築10年ほどの新しいお家で5年前に他業者で合成殺虫剤によるシロアリ予防工事をしたそうです。
しかし、合成殺虫剤は大体5年程度で薬剤効果がなくなってしまうので定期的に再処理する必要があります。
ちょうどその再処理のタイミングで、ホウ酸処理によるシロアリ予防の話を聞き、ホウ酸処理の方を選択されたそうです。
大切なお家を長持ちさせたいというお客様の気持ちにお応えできるよう、私としてもできる限りしっかりとホウ酸処理をさせていただきました。
ホウ酸処理によるシロアリ予防のメリット
今回シロアリ予防を施工させていただいたお客様もそうですが、お家を大切に長持ちさせたいという思いがあってシロアリ予防工事をご依頼頂きます。
従来の合成殺虫剤を使用したシロアリ予防工事では、合成殺虫剤の効果が5年程度しか持ちません。
よって、その都度再処理をする必要がありますが、シロアリ予防の再処理費用が重荷になってしまい、なかなか続けれないという方が多くいらっしゃいます。
ホウ酸処理によるシロアリ予防工事は一度処理すれば効果がずっと長続きするので、その分費用が大幅に節約できます。
またホウ酸は揮発しないので臭いもなく、ペットを飼われていたり、赤ちゃんがいても安心です。
また最近のお家では屋根や床下の空気を室内に循環させる工法も多くなってきていますが、そのような工法の場合、シロアリ駆除やシロアリ予防工事で合成殺虫剤を使うと揮発した薬剤成分や臭いがが部屋中に充満してしまいます。
ホウ酸はそういう事もありませんので空気循環工法のお家も問題なく工事できます。
この様にメリットだらけのホウ酸処理ですが水に弱いという弱点があったり、ホウ酸濃度や処理量で効果が左右されてしまうという難しいところもあります。
ホウ酸処理を依頼する場合はホウ酸処理のプロにご相談ください。